読書の秋。お気に入りの一冊に、自分でつくる革のブックカバーを

文庫本を包む、Blunoの革のブックカバー
文庫本を包む、Blunoの革のブックカバー
好きな革と糸で仕立てる、文庫本サイズのブックカバー。

朝晩の風が少し涼しくなって、家で過ごす時間も心地よくなってきました。あたたかい飲み物を用意して、気になっていた本を開く。秋になると、そんな時間がいつもより楽しみに感じられます。

読みかけの小説の続きを追ったり、好きな作家のエッセイを少しずつ読んだり。以前読んだ本を、久しぶりに手に取るのもいいですね。同じ文章でも、今の自分には違った言葉が残ることがあります。

忙しい毎日の中では、ゆっくり本を読む時間が取れないことも。でも、寝る前の十分や、外出先でのちょっとした待ち時間でも、本を開けば気持ちが少し切り替わる。たくさん読むことより、そのひとときを楽しめたら十分なのかもしれません。

そんな読書の時間に、自分の手でつくったブックカバーがあったら。ページをめくる楽しみに、ものを使う楽しみも加わりそうです。Blunoの茅ヶ崎のアトリエでは、革のブックカバーづくりのワークショップを行っています。

つくるのは、文庫本サイズのブックカバー。本の厚みに合わせて調整できるので、一冊を読み終えたら、次の本へとかけ替えて使えます。お気に入りの物語と一緒に、いろいろな場所へ持ち歩いていただける形です。

まずは、革の色を選ぶところから。落ち着いた色にしようか、いつもとは少し違う色にしてみようか。手に取って眺めながら、これから使う姿を想像してみてください。糸との組み合わせを考える時間も、ものづくりの楽しみのひとつです。

Blunoのアトリエで革小物づくりを楽しむ参加者
Blunoのアトリエでの革小物づくりの様子。

革に針を通して、ひと針ずつ縫い進めていく。最初は手元に集中していても、少しずつ動きに慣れてくると、平らだった革が形になっていくのが見えてきます。自分で選んだ素材が、いつもの暮らしで使うものになる。その過程を、ゆっくり味わっていただけたらうれしいです。

革のものづくりが初めての方も、気軽にご参加ください。道具の使い方や縫い方は、スタッフがそばでお伝えします。途中でわからなくなったら、その場で聞いていただければ大丈夫です。慌てず、ご自分のペースで進めていきましょう。

つくっている間は、目の前の革や針の動きに気持ちが向きます。本を読んで物語に入り込む時間とはまた違いますが、ひとつのことに手を動かす心地よさがあります。完成だけでなく、その時間も持ち帰ってもらえたらと思っています。

できあがったカバーに本を入れると、それまで見ていた一冊が少し違って見えるはず。自分で縫った糸の並びや、選ぶときに迷った革の色。手に取るたびに、つくった日のことを思い出せるのも、手づくりならではの楽しみです。

革は、使ううちに少しずつ手になじみ、色や艶にも変化が出てきます。新品のすっきりした表情から、よく触れるところがなめらかになった表情へ。何冊もの本を読みながら、自分のブックカバーも育っていく。読書好きの方には、そんな付き合い方も楽しんでいただきたいです。

おひとりでじっくりつくるのも、ご家族やご友人と一緒につくるのも。好きな本の話をするきっかけになったり、次に読む一冊が見つかったりするかもしれません。本が好きな方への贈り物として、心を込めて仕立てるのも素敵だと思います。

ブックカバーづくりは約90分、参加費はおひとり7,000円(税込)です。開催場所は、神奈川県茅ヶ崎市松浪2-9-62のBlunoのアトリエ。開催日や空き状況は、オンラインショップのワークショップページからご確認いただけます。

今年の秋は、本を選ぶ楽しみに、ブックカバーをつくる楽しみを添えてみませんか。自分で仕立てた革に、お気に入りの一冊を包んで。アトリエで、皆さまと一緒に手を動かせることを楽しみにしています。

Bluno 宇野

ブックカバーワークショップの詳細・ご予約はこちら

읽을거리 목록으로 돌아가기